みなさん、おはようございます!
ぬくぬくコミュニケーションのくま先生です。
昨日、放課後デイサービスで面白いことがありました。
5歳のタロウくんが、私とお母さんが話している最中に突然「くま先生、見て見て!」と割り込んできたんです。タロウくんの熱心さに、思わず笑ってしまいました。でも、こういった場面、よくありますよね。お子さんが大人の会話を遮って話し始めてしまう。「もう少し待ってね」と言っても、なかなか待てない。そんな経験、みなさんにもあるのではないでしょうか?
実は、これには科学的な理由があるんです。脳の前頭前野という部分が、まだ十分に発達していないからなんですね。前頭前野は、自制心や状況判断、社会性などをコントロールする大切な部分。この部分は20代半ばまで発達し続けるんです
つまり、お子さんが話を遮るのは、悪気があるわけじゃないんです。ただ、まだ脳の発達途中なんですね。でも、大丈夫。ちょっとしたコミュニケーションの工夫で、大きく変わります。

例えば、「3秒ルール」というのはどうでしょう?お子さんに「話したいことがあったら、まず3秒数えてから話してね」と教えるんです。これ、意外と効果的なんですよ。3秒数えることで、脳に「ちょっと待つ」という時間ができるんです。
それから、「聞き上手ゲーム」もおすすめです。家族で順番に話す練習をするんです。話す人は1分間だけ話し、聞く人はその間じっと聞く。これを繰り返すことで、「人の話を聞く」という習慣が自然と身につきます。
先日、このゲームをタロウくんの家族に提案したら、驚くほど効果がありました。タロウくんが「ママの話、最後まで聞けたよ!」と嬉しそうに報告してくれたんです。お子さんの脳の発達段階に合わせたコミュニケーションの工夫が必要なんですね。
みなさん、焦らずゆっくり取り組んでみてくださいね。きっと、素敵な変化が待っていますよ!くまさんも、みなさんを応援しています!
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