発達障害の子育てが変わる!くま先生直伝、親子の絆を深める褒め方のコツ

コミュニケーション
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おはようございます!

ぬくぬくコミュニケーションのくま先生です!

昨日、放課後デイサービスでの出来事です。ある男の子が、初めて自分で靴紐を結べたんです。僕は思わず「すごい!」と声をかけました。でも、その子は少し困惑した表情を見せたんです。そこで気づいたんです。「すごい!」だけじゃ、子どもたちにはちゃんと伝わっていないんじゃないかって。

今日は、特性を持つ子どもたちへの「伝わらない褒め方3選」についてお話ししますね。ちょっとした工夫で、子どもたちとのコミュニケーションがぐっと変わるんです。

まず1つ目は、「すごい!」だけの褒め方です。特性を持つ子どもたちは、抽象的な表現を理解するのが難しいことがあります。「すごい!」と言われても、何がすごいのか分からないんです。代わりに「靴紐をきれいに結べたね!」と具体的に褒めると、子どもたちにしっかり伝わります。

2つ目は、「いつもより上手だね」という比較の褒め方です。特性を持つ子どもたちは、時間の概念や比較が苦手なことがあります。「いつも」という言葉が分かりにくく、逆に不安になってしまうかもしれません。代わりに「靴紐を結ぶのを頑張ったね」と、その時の行動を具体的に褒めると効果的です。

3つ目は、「もっと頑張れば」という期待を込めた褒め方です。これは、子どもたちにプレッシャーを与えてしまう可能性があります。特性を持つ子どもたちは、しばしば完璧主義的な傾向があり、「もっと」という言葉に過度なストレスを感じることがあります。代わりに「今日の頑張りを見られて嬉しかったよ」と、現在の努力を認める言葉がけがおすすめです。

さて、ここで少し科学的な話をしましょう。実は、褒め方と脳の働きには深い関係があるんです。2018年の神経科学の研究で、具体的で即時的な褒め言葉が、脳の報酬系を活性化させることが分かりました。特に、前頭前皮質という部位が活性化すると、自己効力感が高まり、新しい行動にチャレンジする意欲が湧くんです。

つまり、「すごい!」だけじゃなく、「靴紐をきれいに結べたね!」と具体的に褒めることで、子どもたちの脳に「やればできる」という感覚が刻まれるんです。これが、子どもたちの自信につながっていくんですね。

先日、ある女の子が初めてお絵かきを完成させました。僕は「絵がとってもきれいだね。空の青と草の緑のコントラストが素敵だよ」と具体的に褒めました。すると、その子の目が輝いて、「次は海も描いてみる!」と言ってくれたんです。これこそが、適切な褒め方の効果なんですね。

ちょっとしたコミュニケーションのコツをつかむだけで、子どもたちとの関係はぐっと変わります。具体的に、その時の行動を褒める。比較や過度な期待は避ける。そして、子どもたちの努力をしっかり認める。これだけで、子どもたちの自信と意欲は大きく変わるんです。

みなさんも、今日からちょっとずつ試してみてくださいね。子どもたちの笑顔が増えるのを、一緒に見守っていきましょう

#褒め方 #具体的 #即時

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