「自閉症の子どもが褒め言葉を受け入れやすくなる」効果的な方法

コミュニケーション
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おはようございます!

ぬくぬくコミュニケーションのくま先生です。

先日、放課後デイサービスで面白い出来事がありました。

コウジくん(仮名)が、みんなの前で初めて大きな声で発表できたんです。私は思わず「コウジくん、すごい!みんなの前で発表できたね!」と褒めました。でも、コウジくんは照れくさそうに顔を背けて、「別に…」とつぶやいただけでした。

みなさん、こんな経験ありませんか?自閉症スペクトラム障害(ASD)のお子さんを褒めても、素直に喜んでくれないことがあります。これには理由があるんです。

ASDのお子さんは、脳の認知機能の特性から、褒め言葉を受け取るのが苦手なことがあります。最近の研究では、ASDの人は予測符号化という脳の情報処理メカニズムに特徴があることがわかってきました。

簡単に言うと、ASDのお子さんは、予想外の出来事や情報を処理するのが苦手なんです。褒め言葉も、予想外の情報の一つ。だから、うまく受け取れないことがあるんですね。

でも、大丈夫です!ちょっとした工夫で、ASDのお子さんにも褒め言葉が伝わりやすくなります。

まず、具体的に褒めましょう。「すごい!」だけじゃなく、「大きな声で話せたね」と、何がすごかったのかを伝えます。

次に、比較を避けましょう。「〇〇ちゃんより上手」なんて言葉は、ASDのお子さんにとってはプレッシャーになることも。

そして、努力や過程を褒めましょう。「頑張って練習したんだね」と、結果だけでなく過程に注目します。

先日、この方法でサクラちゃん(仮名)を褒めてみました。「サクラちゃん、絵の具をきれいに片付けたね。道具を大切にする気持ちが素晴らしいよ」と言ったら、サクラちゃんは少し照れながらも、嬉しそうに微笑んでくれたんです。

これらの工夫は、実は脳科学的にも理にかなっています。ASDのお子さんの脳では、ニューロンの活動が一様になりやすい傾向があります。つまり、情報の処理が画一的になりがちなんです。

でも、具体的で明確な褒め方をすることで、その情報が脳に入りやすくなります。比較を避けることで、複雑な社会的文脈の処理を軽減できます。そして、努力や過程を褒めることで、お子さん自身の行動と結果の因果関係を理解しやすくなるんです。

ちょっとしたコミュニケーションのコツをつかむことで、ASDのお子さんとの関係はぐっと深まります。そして、お子さんの自己肯定感も少しずつ育っていきますよ。

みなさん、今日からさっそく試してみませんか?お子さんの小さな変化に気づいたら、ぜひ教えてくださいね。一緒に喜びあえたら嬉しいです。くまのように大きな愛情で、お子さんを包み込んでいきましょう!

みなさんの声をお聞かせください

このコラムを読んで、少しでもお子さんとのコミュニケーションに役立つヒントが見つかったなら嬉しいです。ASDのお子さんとの関係は、時には難しく感じることもありますが、ちょっとした工夫で大きな変化をもたらすことができます。

お子さんの特性や悩みについて、相談したい方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡ください。一緒に考え、サポートしていきましょう。あなたの大切なお子さんの成長を、一緒に見守っていけることを楽しみにしています。

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