育てママのストレス解消法!くま先生が教える3つのコミュニケーションサプリ

コミュニケーション
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みなさん、おはようございます!

ぬくぬくコミュニケーションのくま先生です。

昨日、放課後デイサービスで面白いことがありました。

タロウくん(7歳、ASD)が、いつものようにパズルに夢中になっていたんです。お迎えに来たお母さんが「タロウ、帰るよ」と声をかけても全然反応しない。お母さんは少しイライラして、大きな声で「タロウ!聞こえてる?」と言いました。

でも、タロウくんはまだ反応せず…。そこで私が「タロウくん、パズルの時間は終わりだよ。お母さんが待ってるよ」と、タロウくんの目線に合わせて静かに声をかけました。すると、タロウくんはゆっくりとパズルから顔を上げて「わかった」と答えたんです。

この出来事、皆さんにも心当たりがあるんじゃないでしょうか?

実は、ASDのお子さんの中には、聴覚情報の処理が苦手な子がいるんです。タロウくんもその一人。彼らの脳は、視覚情報の方が処理しやすいんですね。これは、ASDの方の脳の特徴的な認知機能の一つなんです。

さて、今日は「ママの子育てストレスを解消する3つのサプリ」についてお話しします。ここでいう「サプリ」とは、コミュニケーションの工夫のことですよ。ちょっとした工夫で、お子さんとの関係がグッと良くなるんです。

1つ目のサプリは「視覚化」です。
言葉だけでなく、絵や写真、ジェスチャーを使って伝えてみましょう。例えば、「歯を磨く」という行動を伝えるとき、歯ブラシの絵を見せながら言葉をかけると効果的です。視覚情報を加えることで、お子さんの理解が深まります。

2つ目のサプリは「シンプル化」です。
短く、具体的な言葉で伝えましょう。「お片付けしようね」ではなく、「おもちゃを箱に入れようね」と具体的に伝えると、お子さんは何をすればいいのかわかりやすくなります。

3つ目のサプリは「ポジティブフィードバック」です。
できたことを具体的に褒めましょう。「えらいね」ではなく、「おもちゃを箱に入れられたね、すごい!」と具体的に褒めることで、お子さんの自信につながります。

これらの「サプリ」、実は科学的な根拠があるんです。ASDのお子さんの脳は、複雑な情報を一度に処理するのが苦手。でも、視覚情報や単純な情報は得意なんです。これは、脳の前頭前野という部分の働きが関係しています。

先日、マナちゃん(6歳、ADHD)のお母さんが、「マナが言うことを聞いてくれなくてイライラする」と相談に来られました。そこで、この3つのサプリを試してもらったんです。

すると驚いたことに、わずか1週間でマナちゃんの行動が変わり始めたんです。お母さんも「イライラが減った」と喜んでいました。

皆さん、ちょっとしたコミュニケーションのコツをつかむだけで、子育てがぐっと楽になりますよ。今日からでも、この3つのサプリを試してみてください。きっと、お子さんとの関係が変わり始めるはずです。

くま先生からの最後のアドバイス。完璧を求めすぎないことです。少しずつ、できることから始めていきましょう。皆さんなら、きっとできます!

くま先生からのメッセージ

みなさん、いかがでしたか?

このコラムを読んで、新しい発見があったでしょうか?お子さまとのコミュニケーションで悩んでいる方、まずはこの3つのサプリを試してみてくださいね。小さな変化から、大きな喜びが生まれるかもしれません。

でも、「うちの子にはどうしたらいいのかな…」と思った方もいるかもしれませんね。お子さま一人ひとり、個性や特性が違います。そんな時は、遠慮なくご相談ください。くま先生は、お子さまの認知機能や発達段階に合わせた個別のアドバイスをさせていただきます。理学療法士としての理論・経験と、放課後デイサービスでの実践を活かして、お子さまに合った支援方法を一緒に考えていきましょう。ご相談は、お問い合わせのフォームから受け付けています。お子さまのこと、ご家族のこと、どんなことでもお聞かせください。くま先生が、温かく、そして科学的な視点でサポートさせていただきます。一緒に、お子さまの笑顔を増やしていきましょう!くま先生は、いつでもみなさんの味方です。

#ストレス #サプリ #変化

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